真・業者の独り言とは

 この「真・業者の独り言」とは、過去に書いた「業者の独り言」をややマイルドにしつつ当社のCMを中心とした熱交換器に関する駄文です。併せて当社からのお知らせ等も記載して参ります。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
 又、ご質問等が寄せられましたらこちらで適当にピックアップして「教えて!g○○」にも掲載されます。予めご了承下さい。尚、ご質問に関しましては当社お問い合わせページ当社facebookページよりお受け致しております。

 

 

 

2016年12月28日

■ 熱交換器種類・用途・仕組み 〜エバポレーター・その1〜

(この記事は5分で読めますが頑張れば3分です)


 今回からちょっと表示方法を変更してみました。具体的には「読むのに必要な目安時間」と「今回の概要」を冒頭部分に追加しまして、これで読む時間とそもそも読む必要があるのかを判断出来る様になったと思います。



 【今回の概要】

 今回は熱交換器の中でも特に目立たない「エバポレーター」についてダラダラ書いて参ります。この「エバポレーター」とはエアコンに関する熱交換器で、これが無ければ夏が暑かったりします。

 ・エバポレーターって何なのよ!?
 ・どんな仕組みなのよ!?
 ・構造は!?一体どうなってんの!?
 ・注意点って!?注意点って何なのよ!?さっさと教えなさいよ!!

 今回は上記四点についていつも通りにダラダラ参ります。タイトルにグイグイとした勢いはありますが中身は至って普通です。ご安心下さい。
 
 
  
 
 
【エバポレーターって何?】
 
 意外と何をしているのか良く判らない熱交換器の一つに「エバポレーター」と言うモノがあります。こう書くと「また車両用かよ!」と思われるかも知れませんが、実はご家庭でもご利用頂いています。又、次回はエバポレーターに関連して「クーラーコンデンサー」について書こう考えていますが、こちらも「また車両用かよ!」と思われるのもアレなので先に書いておきます。クーラーコンデンサーもご家庭でご利用頂いています。
 冒頭にもエアコンで云々と書いた様にエバポレーターは大まかには冷やすのに使われているんだろーなーとはご理解頂けるかと思いますが、実はエバポレーターとクーラーコンデンサーの二つの熱交換器で一つの働きをしています。コンビです。若しかしたらデュエットかも知れません。かわいいいふりしてあの子わりとやるやるもんなのです。
 さて、あみんは置いておいて、このエバポレーターとは車両の場合は基本的にダッシュボードの下側に埋め込まれている為に目には触れません。又、ご家庭用としてもケースに収容されている為、こちらも目に触れません。



 この様に、ご家庭用ではエアコンの送風機部分の中にエバポレーターが収容されております。フィルターを外して掃除する際にひょっこり見えますので、大掃除ついでにご確認下さい。これは所謂「室内機」と呼ばれておりまして、そう考えると熱交換器はいつもアナタの傍に居るのです。生活に密着していますが、日常生活では目に触れない場所で頑張っているのです。
 で、エバポレーターは室内でひっそりと何をしているのかと言いますと、一言で表せば「大気中の熱を奪う働き」をしています。この働きのお陰で車内や室内の熱を奪い、クーラーコンデンサーからの冷たい空気が送り込まれる事によって車内や室内の温度が下がるのです。詳しくは次に。
 
 
 
【仕組みは?】
 
 基本的に車両用と家庭用とではエバポレーターの働きが異なります。
 車両用の場合は車内を冷すのみですが、家庭用の場合は冷暖を併せた働きをしています。尚、車内を暖める場合にはヒーターと呼ばれる別系統の熱交換器を使用しています。これについては機会とか精神的な余裕とか執拗な催促とかがあれば書くつもりです。

 さて、エバポレーターの具体的な働きとしまして「吸熱」が挙げられます。これは先に書いた通りに大気中の熱を奪う働きですが、大気中の熱を奪うと言う事は周辺の温度が下がる事に繋がります。これに加えて室外用熱交換器(クーラーコンデンサー)で冷やされた空気が送り込まれます。これを繰り返して大気温度を段階的に下げている訳です。空間が広ければ広い程に時間が掛かるのも納得ですね。これをざっくりイラストにすると下記の通り。



 1.大気中の熱を室内用熱交換器(エバポレーター)が奪います。
 2.熱交換器内部のガスに熱が吸収されます。
 3.配管を通じてガスが室外用熱交換器(クーラーコンデンサー)に運ばれます。
 4.熱交換器内部のガスを冷却します。
 5.再び配管を通じて室内に運ばれます。
 6.爽やか〜。

 尚、熱は上空に登りますので、その熱を効率良く吸収する為に室内機は天井近くに設置されているのでした。又、冷気は下に降りますので室内機からの風は下向きになっているのでした。賢くなったね!
 因みに、除湿を行っても大気中の温度が下がります。湿度が高いと気温が同じでも暑く感じるのは間違いではありません(本来は水分よりも空気の方が熱くなるのですが恐らく空気よりも水分の方が熱を集中的に溜め込むからじゃないですかね。知りませんけど)。つまり、湿度が下がると涼しく感じるのです。エバポレーターが大気の熱を奪って冷気を吐き出す仕組みとしては冷房と同じですが、除湿の場合には熱を奪うついでに大気中の水分も奪う訳です。ヤツはとんでもないモノを盗んでいきました。ルパーン!




 余計な事を書いていたら長くなりそうになった為、続き(構造・注意点)は次回にでも。





 とりあえずここまでを要約すると「エバポレーターって頑張り屋さんだね!」と言う意味です。







荒川ラジエーターの中の人 at 21:16 | エバポレーター
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中の人プロフィール

中の人(最近は雑役専門)

 日々「仕事を辞めたい」「疲れた」「眠い」「ミスドでアルバイトしてみたい」「自分探しなんかより宝探しの旅に出たい」しか発しない、熱交換器歴約20年の自称新人。
 最近では自分に無関係な愚痴を聞かされる事が多く、加えて何故か猫をおびき寄せる特殊能力を授かる。

 中の人のブログ「おにぎりバカ一代」はこちらです。

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